プライベートネットワークを拡張できるVPNをを使用すれば、海外で配信される色々な作品が日本から視聴できます。
しかし「それは法律違反・規約違反ではないか?」と思う方も多いはずです。
VPNは、インターネット上のプライバシーを保護でき、地域制限のかかったコンテンツやサービスの制限を迂回しアクセスできるといったメリットを合法的に使うのが一般的ですが、VPNを著作権の侵害に利用したり、犯罪に使ったりする人もいます。
そこで今回の記事ではVPNの違法について解説します。
また、VPNが違法な国を紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
目次
VPNは違法?
2016: Even more servers
Did we say 100 servers? Oops, in 2016 we offered 550 VPN servers all over the world. Silly us – we got our numbers mixed up. pic.twitter.com/jhf5iRX8B0
— NordVPN (@NordVPN) February 23, 2022
VPNの使用は合法かもしれませんが、VPNを使って違法行為をするのは違法だということです。
VPNを経由して違法行為をしているのであれば、その国の法律に基づいて起訴されます。
つまり、VPNはあなたの正体を隠すことができますが、薬物の犯罪、著作権侵害、ウイルスを広めることは違法で、処罰の対象になります。
一部の人がVPNを違法行為のために使用していることから、多くの人はVPNの使用自体が違法であるというイメージを持っています。
しかし、VPNを合法的に使用することで得られるメリットは多数あります。
政府機関や企業は仕事の安全を守るためにVPNを使用しています。
機密情報を保護するためにこの方法を使っているのです。
機密情報が流出したら利益を上げられなくなったり、知的財産を大幅に失ってしまうことになるからです。
投資銀行などの高度な安全性が重要な場合、自宅からワークステーションにアクセスすることは禁止されており、RSA技術で強化されたVPNを使用することで情報を保護するようにしているのです。
プライバシーの心配をしている人はVPNを使って匿名性を保ち、政府やその他の機関に監視されないようにしています。
IPアドレスを隠す
VPNを使えばIPアドレスを隠すことができるので、検索エンジンはVPNを使用しているのが誰だか分かりません。
公共のWifiを使用するのは個人情報保護の面で危険だということが知られています。
盗み見たり、ハッキングしたり、マルウェアを使って通信を変えたりするのは非常に簡単だからです。
安全ではないWifiを使っているときにあなたのデータを安全なネットワークを経由させることは身を守るために有効な手段です。
VOIPサービスを使う人にはそのようなコミュニケーションを盗み見るのが比較的簡単になってしまうということを知っておくべきです。
誰かにコミュニケーションを監視されていることを心配しているのだったらVPNを使用するべきです。
地域的制限を免れる
VPNを使って地域的制限を免れることができます。
例えば、ネットフリックスやHuluをアメリカ以外で使ったり、特定の国に絞ったサービスに世界中どこからでもアクセスできるようになるのです。
しかしこの合法性はあいまいで、サービスプロバイダが一般人を起訴することはあまりありませんが、将来的にあなたのアカウントの禁止してコンテンツにアクセスできなくする措置をする可能性も否めません。
VPNを使用中のセキュリティーに関してはほとんどのVPNは厳しいログなし体制を構えることでユーザーを保護しています。
政府があなたの情報を公開せよという命令が下っても、政府があなたの情報を入手できないようにするためです。
しかし、ほとんどのプロバイダはその会社が登録されている国の当局の指示に従わなければなりません。
そのため、必要があれば法の執行機関にログを提出するかもしれません。
それに対抗するために、一部のVPNサービスはそのような法律がなかったり、あってもすごく寛容な国で活動していることもあります。
そうすれば情報公開の法律がなかったり不十分であることを口実に、情報を公開する必要がないというわけです。
VPNが違法の国
前述の通り、VPNの合法性は国ごとに異なります。アメリカ、カナダ、イギリスはVPNの使用を認めているのに対し、その他の国はそうでもありません。
以下にVPNの使用が完全または一部禁止されている国をまとめてみました。
- 中国: 中国ではVPNの使用は禁止されています。VPNプロバイダは政府から許可を取ったうえで営業を続けることができますが、許可をとるための合意事項を読んでみると、営業を続ける意味がないに等しいことが分かります。
- イラク: ISISを追跡し、食い止めるためにイラクはVPNの使用を完全に禁止しています。その理由は正当かもしれませんが、国民にとっては不自由となっています。
- アラブ首長国連邦: アラブ首長国連邦でのVPNの使用は多額の罰金(最高412,240英ポンド)があるためやめた方がいいでしょう。禁止の主な理由は遠距離通信会社の利益に悪影響を及ぼすVOIPサービスの存在です。その業界を守るために政府はVPNの利用を禁止したのです。
- トルコ: ソーシャルメディアの使用を食い止めるため、トルコ政府はVPNサービスを提供するウェブサイトなど、多数のサイトを制限しています。
- ベラルーシ: 2015年にロシアの後を追うかのようにトーアとVPNサービスの使用を制限し始めました。ISPは関係組織の発行している禁止サービス一覧を定期的に確認することが義務付けられています。
- オマーン: この国はインターネットを含むメディアを活発に禁止・検閲しており、VPNの使用も禁止しています。
- イラン: VPNの使用に関する法律によると、政府の許可をとったプロバイダのみの使用が合法です。でもそれは間接的に検閲されているということなので、VPNの意味がなくなってしまいます。
- ロシア: ロシア政府はVPNを禁止する法律を可決しました。それに関するニュースはこちらからお読みください。
VPN接続の方法と海外での使い方
海外からでは日本のサイトを見ることができないケースがあり、そういうときにこそVPNが役に立ちます。
海外で使うなら、利用者が多くて信頼性の高い有料VPNをおすすめします。
VPN選びで重要なのは以下に挙げる3点。そして、使う上でVPNを信頼しすぎないことが大切です。これらを踏まえた上で、VPN接続の方法と使用する上での注意点を解説していきます。
海外で使うVPN選びの3つのポイント
・アクセスしたい国で使える
・提供元が信頼できる
・費用がリーズナブル
VPNはサーバーが対応している国を選ぶ
VPNはネット上に作られたトンネルみたいなものです。
入り口があれば出口もあるわけです。
その出口が通じていない場所には行けませんよね?つまり、VPNサーバーが設置されていない国にはVPN接続ができません。
VPNは光ファイバー網より設置コストが安く、設置数を拡充させている会社も少なくありません。
しかし、会社によっては規模が狭かったり、サーバーの質があまり良くないものも存在します。
日本国内で運営されているVPNはサーバー数が少ないところも多く、海外用に使うには不便なケースが見られます。
VPNでも使えない海外のケース
海外でのVPN利用者は日本国内よりも数が多いです。
便利である一方、ネット犯罪に利用する悪意のある者も少なくありません。
そのため、海外では日本よりもネット規制が厳しく、VPN自体を禁止している国もあります。
一部の地域では特定の国からのアクセスを禁止している国もあり、VPNだから無条件で安心とは限りません。
また、場合によっては犯罪とされるケースもあります。
VPNおすすめ有料:NordVPN
NordVPNは、業界で最も利用されているVPNブランドのひとつで、あらゆるニーズに、安全で信頼できるアクセスで応えます。
世界59か国に5134台のサーバー |
1つのアカウントで6つのデバイスを同時に接続 |
ログを記録しないポリシーを運用して、オンラインデータが常に保護される |
自動キルスイッチとDNSリーク保護があり |
新しいOnion Over VPN機能が含まれていて、データ侵害がないことを保証 |
クレジットカード不要の3日間の無料トライアル |
NordVPNは、最新のセキュリティテクノロジーを活用して、安全なインターネットアクセスを提供します。
NordVPNでは、世界59か国に5134台のサーバーがあり、1つのアカウントで6つのデバイスを同時に接続できるため、他のほとんどのVPNよりも柔軟性が高いです。
プライバシーと匿名性の機能について、NordVPNはログを記録しないポリシーを運用して、オンラインデータが常に保護されるようにします。
VPNサービスには、自動キルスイッチとDNSリーク保護があります。
そのため、接続が切断されてもカバーされるので安心して利用できます。
新しいOnion Over VPN機能が含まれていて、データ侵害がないことを保証してくれます。
NordVPNは、最高峰である軍用グレードの暗号化のAES-256暗号化で動作します。
VPNの速度は、サービスとそのサーバーは光の速度で動作します。
これらのサーバーはP2Pファイル共有をサポートしていますが、他のiPhoneユーザーとのみファイルを共有することができます。
このサービスにはDoubleVPNの別の機能が含まれているため、攻撃からデータは1台ではなく2台のサーバーで二重に保護してくれます。
NordVPNは非常に手頃な価格でサービスを提供します。
30日間の返金保証もあるNordVPNは、試してみる価値のあるVPNと言えるでしょう。
ノイダ、インドールおよびデリーにサーバーを設置することで、インド国内でブロックされたコンテンツをシームレスに閲覧することができます。
まとめ
2017 throwback: All platforms
PC or Mac? Android or iPhone? Chrome or Firefox? These minor differences meant nothing to NordVPN users, who by 2017 could use NordVPN on most major platforms and browsers. pic.twitter.com/yaQVX6CL9Q— NordVPN (@NordVPN) February 26, 2022
プライベートネットワークを拡張できるVPNをを使用すれば、海外で配信される色々な作品が日本から視聴できます。
しかし「それは法律違反・規約違反ではないか?」と思う方も多いはずです。
VPNは、インターネット上のプライバシーを保護でき、地域制限のかかったコンテンツやサービスの制限を迂回しアクセスできるといったメリットを合法的に使うのが一般的ですが、VPNを著作権の侵害に利用したり、犯罪に使ったりする人もいます。
そこで今回の記事ではVPNの違法について解説しました。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^