ナイキから発売されているエアジョーダン1は1984年に誕生したバスケットボールシューズです。
今もなお人気を誇るシューズですが、エアジョーダン1は昔から偽物が大量に流通しているのです。
人気モデルならではのことですね。
もしかすると、見分け方を知らないでいつの間に偽物を購入してしまっているのかもしれません。
本記事はエアジョーダン1の本物と偽物の見分け方と特徴10選、回避方法を紹介していきます。
間違って偽物を入手して後悔しないようにしっかり把握しておくことをおすすめします。
【エアジョーダン1】本物と偽物の見分け方
本物のエアジョーダン1を把握する
本物と偽物を見分ける大事な手段として、本物を把握することはとても大事なことです。
全く同じモデルを比べずに、ナイキのスニーカーにたくさん触れておくと、もし偽物に出会ってしまったときに違和感を感じることができます。
見分けるときに、間違い探しをするような感覚で見極めを行うことができるので、行うことをおすすめします。
全体像を把握する
本物と偽物では形自体が異なることもあるので、全体像のチェックは最初に行うべきでしょう。
また特徴的なマーク(スウッシュ)やアッパー部分、縫い方などもチェックしておきましょう。
・スウッシュの形はしっかり整っているか
・縫い目は均等で雑ではないか など
ワッペン・サイズタグをチェックする
タンのワッペン部分や内側のサイズタグなどもチェックすべきポイントです。
ステッチの感覚や書体なども見逃せません。サイズタグに関しては最近の偽物の再現度が高く、ここだけで判断することは困難です。
また、インソールのプリント、形状もチェックしていきましょう。
インソールが接着材で付いているモデルに関しては接着の仕方、踵部分のステッチなども重要なポイントですのでしっかりチェックです。
・内側のサイズタグのフォントの大きさ、文字の間隔は均等か・タグの質感 など
付属品をチェックする
付属品に関してもチェックしましょう。
日本国内の販売アイテムには通称黒タグといわれる日本語表記のカードタグが付属しており、NIKEのオンライン購入で付属する納品書、替え紐やシューキーパーなどもチェックが必要です。
箱のシールやタグとスニーカーをつなぐバンドも見逃してはいけません。
付属品だけ本物という場合も珍しいありませんので、スニーカー本体をチェックした後に付属品をチェックすることをおすすめします。
・シューキーパーはスニーカーのサイズと合っているか
・黒タグの漢字表記、品番は合っているか など
商品の詳細をチェックする
値段やサイズも偽物と本物の差が出てくるのでチェックしましょう。
オークションやフリマなどで「カスタム品」「◯◯バージョン」などと謳って販売されているものはナイキでは作っていないのでほぼ偽物と思っていいでしょう。
同じく、「サンプル品」と謳っているものはサイズで判断することができ、ナイキでは子供用が11.5cm、女性用は24.0cm、男性用は27.0cm、28.0cm、29.0cmのみサンプル品を作っているため、これ以外のサイズのサンプル品は偽物と判断できます。
安すぎる商品には要注意
限定版やレアもの、と謳っているにも関わらず相場よりもかなり安かったり、何足も販売しているサイトは偽物の可能性が高いです。
また発送から到着まで1週間以上かかる場合、偽物の製造で知られている中国から発送される場合が考えられます。
こういった製品はほぼ偽物なので、注文前にしっかりチェックすることをおすすめします。
【エアジョーダン1】偽物の特徴10選
エアフォース1また買ってしまった。
メルカリの新古だから偽物かと思ったけど問題なさそうね…。 pic.twitter.com/6qek1C7J2x— らぐすa.k.a.Aki🇯🇵 (@sixflags_japan) December 18, 2020
1.スウォッシュが変
NIKEのトレードマークのスウォッシュが異常に大きかったり、形が多少いびつだったりしています。
注意深く見ると、わかりやすいポイントかもしれません。
2.つま先の穴が変
エアジョーダン1のつま先部分には、空気孔が開けられているのですが、偽物はこの空気孔が不規則に開けられている事が多いです。
本物と比べてると分かるでしょう。
3.持つとふにゃふにゃしている
本物を手に持って見ると重みがなく、軽い感じがする事が多いです。
革などの素材は適当なもので使われているのかもしれません。
4.ウイングマークの位置が変
エアジョーダン1のサイドについている「ウイングマーク」の位置は、偽物だと微妙に左右にずれている事が多いです。
違和感を感じたら、ショップなどで本物と比べてみるといいかでしょう。
5.付属のシューレースの巻かれ方が変
エアジョーダン1を買うと、シューレースが別の袋に入っています。
このシューレースの巻き方が、丸くとぐろを巻く形できちんと収納されているのが本物で、それ以外は、偽物の可能性が高いです。
6.箱の印刷がかすれている
購入時のボックスの印刷や貼られているシールの印刷がかすれている場合も偽物の可能性があります。
7.縫い目の形や細かさ
偽物は縫い目の形状が異なっていたり、縫い目間のピッチや細かさが微妙に異なることがあります。
本物の縫い目をしっかり見て比べてみることをおすすめします。
8.ウイングロゴの文字や形が変
偽物はウイングロゴの文字や形状がつぶれている場合や、「AIR JORDAN」の文字ピッチが詰まっていたり、フォントが細いということがあるのでよくチェックしておきましょう。
9.タンのロゴがのっぺりしている
本物はタンのスウッシュなどのNIKEロゴの裁縫はしっかりしており、こんもり盛り上がっているのですが、偽物は薄くのっぺりしていることが多いです。
素材がいい加減に作られているのでしょう。
10.レザーの生地が変
生地については、発売年ごとに質が異なりますが、近年はシボがついた生地が色つきレザーに用いられることが多いです。
しかし、偽物だと触り心地に違和感があるのでチェックしておきましょう。
【エアジョーダン1】偽物の購入を回避する方法
正規店での購入
一番安心なのは公式サイトや正規の小売店で購入する方法です。
この方法なら偽物を買うことはほぼないと言っていいでしょう。
ただし、ここでの購入は正規の値段なので多少高く感じるかもしれません。
そして、過去のデザインや発売時期が古いシューズなどは既に廃盤になって販売されていない可能性もあります。
とはいえ販売元がしっかりしているので、実物を見られなくても安心して購入できるのがメリットです。
大手通販サイトでの購入
楽天やAmazonなどの通販サイトで購入する場合も比較的安心して購入できます。
大手通販サイトは出店する際のルールが厳しいため、偽物を販売している可能性は少ないです。
しかし、可能性がゼロというわけではないので、購入する前には評価や口コミをきちんとチェックし、必要であれば発送元や商品の仕入れ先などを問い合わせてみましょう。
特に高価なものになるほど、偽物が流通している可能性があり、実物を見たことが内容なスニーカーほど、買った後も気づかずに履いているといった事態もあり得ます。
改めて売ろうと思って買取店やネットオークションで売ろうと思った時に偽物であることが判明するといったリスクもあります。
そして、偽物をネットなどで販売することは違法なので注意しましょう。
オークションやフリマアプリで購入
オークションやフリマアプリで購入する際のメリットは、過去の製品や古いもの、新品、中古関係なく売っているところです。
現在では正規の小売店や大手通販サイトで見かけないような商品も出品されていることもあります。
中古品の場合は相場よりもだいぶ安価で購入することもできるので、汚れや傷、人が使ったものに抵抗がない人にはおすすめです。
しかし、偽物が販売されている可能性はゼロではないので注意が必要です。
まとめ
以上、エアジョーダン1の本物と偽物の見分け方について紹介しました。
エアジョーダン1の本物と偽物の見分け方は、本物をしっかり把握しておくところから始め、デザインや生地、ロゴの形、重さなどをしっかりチェックしておくことで、偽物を購入してしまうリスクを減らすことができます。
そして、公式サイトや正規の御店、大手の通販サイトでは偽物が出回っていることは少ないので安心して購入できます。
オークションやフリマアプリでの購入は相場より安く購入できますが、偽物の可能性もあるので注意です。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^