VPNとは、一般的なインターネット回線を利用して作られる仮想のプライベートネットワークのことです。
「Virtual Private Network」の略で、日本語に直訳すると仮想の専用線という意味があります。
GoogleStoreやAppleストアでVPNと検索すると凄い数の無料VPNアプリが出てきます。
仮想通貨の取引等、インターネットセキュリティを確保する為に利用している方も少なくありません。
ただし、VPNサービスを提供している業者は世界中でも数え切れません。
そこで今回に記事では、VPNの選び方を解説していきます。
また、VPNアプリでできることも紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
VPNアプリで何ができるの?
久しぶりにVPN繋いで見てしまったけどめちゃくちゃ皆かわいい🙈💘💘💘#JWiiver pic.twitter.com/4Sy6ni8NyJ
— るい (@sunhyona0523) March 5, 2022
リモートワークが盛んになってVPNと言うワードをよく聞くようになりました。
そこでまず、VPNアプリできることについて紹介します。
世界中のどこからでも好きなストリーミング動画コンテンツが楽しめる
海外旅行中や帰省したときにお気に入りの動画サービスを使おうと思うと、他の国ではコンテンツの一部が利用できないことに驚いたことはありませんか?
VPN を使うと海外旅行中でも日本のサーバーに接続できます。
動画サービスにとっては国内からユーザーがアクセスしていることになり、ユーザーはお気に入りの番組を見ることができます。
日本にいながら海外のテレビ番組を観たり
逆に海外から日本のテレビ番組を観ることができます。
カフェなどの無料Wi-Fiでインターネットに安全に接続できる
外出時やお気に入りのカフェであなたもインターネットを使いませんか?
街中には無料のWi-Fiが飛んでいます。
それでも公共の Wi-Fi ホットスポットはやはり公共の環境です。
その接続は周囲の不特定多数の人と共有しているのです、安全な VPN を使っていない場合、パスワードや個人情報など、送受信するすべての情報がサイバー犯罪者に対して無防備な状態になっています。
これは、デバイスがコンピューターでもスマートフォンでも変わりません。
そんな時、VPNを使うことで安全に接続できます。
関連記事:フリーWi-Fiに接続するときVPNが必要な理由>>
オンライン バンキングに適した高度なセキュリティ レベルを確保できる
銀行口座の情報が漏えいしないよう誰もが気を遣っています。
今日、便利なオンライン バンキングを使わない人はいませんが、インターネット接続のセキュリティに不備があり、なりすまし被害にあうとしたら、便利とも言っていられません。
VPN を使うとひとつ上のセキュリティを確保できるため安心です。
オンライン ショッピングの安全性
オンライン ショッピングでブラウザーに “https” や鍵のアイコンが表示されているときは、ユーザーの個人データとクレジット カード情報をすべて暗号化するセキュリティ プロトコルが適用されていると判断できます。
ただし、最低限の用心だけは忘れないでください。
世界中のすべてのサイトに HTTPS が使われているわけではありません。
リスクを避けるためにも、HTTPS が使われていないオンライン サイトは使わないに越したことはありませんが、VPNを使うことでオンラインショッピングの安全性を確保できます。
ゲーム用の疑似 LAN を構築できる
VPN を使えば複数のユーザーが同じネットワーク上にいて、インターネット経由で LAN ゲームを楽しんでいるかのようにコンピューターを錯覚させることができます。
この方法は、PS2 やオリジナルの Xbox など、すでにオンライン サービスのサポートが打ち切られた古いゲームにも有効で、LAN 経由でプレイできます。
VPN はユーザー情報やデータを保護する重要なツールの 1 つであるということです。
自分の安全(と安心)については自分で責任を持ち、自分の正当な権利であるセキュリティを確保しましょう。
テレワークを安全にする
コロナウイルスの影響で、多くの企業でテレワークが推進されてきました。
そこで課題になるのがセキュリティの問題でした。
VPNはテレワークのセキュリティリスクの代表的な解決策だと言えます。
かつて、ネット上でデータを安全にやり取りするためには、SSL通信や専用線などを利用するものが中心でした。
しかし、Webベースの暗号化接続方式であるSSL通信には通信品質が低くなりがちになり、なりすましによる通信の改ざんされる危険性があります。
また、物理的な専用線では設置や管理にコストがかかってしまいます。
そこで、VPNの利用が望まれました。
一定の通信品質を確保しつつ、通信傍受や盗聴のリスクを避けることができるのがVPNです。
VPNの選び方
いよいよVPNの選び方について解説していきます。
提供業者の信頼性
どういうバックグラウンドでVPNサービスを提供しているのかを明確にしているか否かは大切です。
基本的に提供業者のサーバーを経由して、インターネットを利用することになります。
全く知らない人の家に足を踏み入れるのには気が引けます。
VPNサービス業者のサーバーを経由するという事はある意味で人の家に足を踏み入れる事に似ています。
どんな人か知っている人の家に滞在するのが安心出来るのと同じように、VPN業者がどういうポリシーを持って経営しているのか、第三者もしくは第三機関に情報をなぜ渡さないのかなど、透明性が高いか否かは一つの基準になります。
サポート体制
インターネットは常に使うものなので、少しでも不具合があると生活全体に影響してきます。
サポートを重視しているVPN会社であれば、サーバーの不調や検問の変更などに素早く対応してくれます。
べすとVPNでオススメしているVPNサービスは全て24時間 / 365日でサポート体制を整えています。
特定の時間のみ(Ex. 9:00-17:00)のサポート体制で運営しているVPN業者はオススメ出来ません。
自分の端末への対応
VPNを選ぶことで自分の端末に対応しているかは大切なポイントです。
自分でIPアドレス, プロトコル, パスワード等を一つずつ設定して使う事も可能ですが、幾つかのサーバーを使う場合かなりの手間がかかります。
アプリがあれば、数タップで切り替え可能なので簡単に効率良くVPNに接続出来ます。またサーバー情報が更新された場合アプリなら自動的に反映されます。
アプリが最新のOSに対応しているか否かの確認も必要です。
利用料金
VPNには無料と有料とあります。
基本的に無料VPNは危険なので避けた方がいいでしょう。
しかし、有料VPNがお試し版として提供している場合は例外です。
現在海外のVPN業者は競争が激しく、長期間契約に限りかなりの割引料金で購入出来ます。
1ヶ月契約であれば、US$12前後、1年契約あればUS$60-90前後が大体の相場でしょうか。
それでも、日本のVPNと比べると3分の1くらいの価格で利用出来ます。
中国などインターネット規制のある地域にいる場合であれば、必要経費と割り切って有料VPNを利用することをオススメします。
サーバー数と設置地域
速度や接続の安定性を基準にするのは少し難しいかもしれません。使用している地域のネット状況、利用中の機器によっても速度は変わってくるので、実際に使ってみないと分からないというのが現状です。
理論的に言えば、使用地域付近のサーバーを使用すれば遅延(Ping)が低く快適に使用可能ですが、あくまで仮定であって絶対ではありません。
しかし目安として「VPNを使いたい地域付近の国にサーバーをいくつ設置しているか」は一つの基準になります。
使用中に速度が出なかった場合他のサーバーを試して速度が上がる事があるからです。
例えば、日本や中国付近で使うのであれば、日本、台湾、韓国、香港辺りにサーバーがあるか否かを一つの基準にすることが出来ます。
サーバー数が10台未満のVPN業者はオススメ出来ません。
2017年1月以降に中国規制変更の為に著名なVPNサービスを含む幾つもの無料・優良VPNが使えなくなりました。
中国で使う場合は使用可能か確認してださい。
運用管理・保守・サポート
社内にVPNルーターを設置するインターネットVPNは、安価な反面、管理する担当者には相当のスキルが必要です。
ただし、IP-VPNでは、初期設定さえ終われば、事業者に任せられが、万が一のトラブルの対応も考慮する必要があります。
すべて提供業者に任せる場合には対応が迅速か、故障受付が24時間365日体制か、というところまで細かくチェックします。
他にも、死活監視サービス、オンサイト保守サービス、トラフィックレポート、障害発生通知などはその有無を確認します。
またトラブル発生のときの対応が自社にとってどのような内容であれば、もっとも適切かを考慮して比較しましょう。
VPNは無料でもいい?
無料と有料とではサービスの品質やセキュリティの強度など、さまざまな点でクオリティーが異なるため、選定時には注意が必要です。
もちろん有料VPNの方が性能は高いですが、目的によっては無料VPNでも十分な通信ができる場合もあります。
筑波大学が学術研究の一環として、無料提供している「VPN Gate」。
VPN Gateは筑波大学は実験・研究の為に誰もが無料で利用できるVPNサービスとして開放しています。
VPNおすすめ有料:NordVPN
NordVPNは、業界で最も利用されているVPNブランドのひとつで、あらゆるニーズに、安全で信頼できるアクセスで応えます。
世界59か国に5134台のサーバー |
1つのアカウントで6つのデバイスを同時に接続 |
ログを記録しないポリシーを運用して、オンラインデータが常に保護される |
自動キルスイッチとDNSリーク保護があり |
新しいOnion Over VPN機能が含まれていて、データ侵害がないことを保証 |
クレジットカード不要の3日間の無料トライアル |
NordVPNは、最新のセキュリティテクノロジーを活用して、安全なインターネットアクセスを提供します。
NordVPNでは、世界59か国に5134台のサーバーがあり、1つのアカウントで6つのデバイスを同時に接続できるため、他のほとんどのVPNよりも柔軟性が高いです。
プライバシーと匿名性の機能について、NordVPNはログを記録しないポリシーを運用して、オンラインデータが常に保護されるようにします。
VPNサービスには、自動キルスイッチとDNSリーク保護があります。
そのため、接続が切断されてもカバーされるので安心して利用できます。
新しいOnion Over VPN機能が含まれていて、データ侵害がないことを保証してくれます。
NordVPNは、最高峰である軍用グレードの暗号化のAES-256暗号化で動作します。
VPNの速度は、サービスとそのサーバーは光の速度で動作します。
これらのサーバーはP2Pファイル共有をサポートしていますが、他のiPhoneユーザーとのみファイルを共有することができます。
このサービスにはDoubleVPNの別の機能が含まれているため、攻撃からデータは1台ではなく2台のサーバーで二重に保護してくれます。
NordVPNは非常に手頃な価格でサービスを提供します。
30日間の返金保証もあるNordVPNは、試してみる価値のあるVPNと言えるでしょう。
ノイダ、インドールおよびデリーにサーバーを設置することで、インド国内でブロックされたコンテンツをシームレスに閲覧することができます。
VPNのデメリット
最後にVPNのデメリットを解説しておきます。
VPNのデメリットとして以下のことが考えられます。
- 海外VPNは高額なものが多い
- 海外のVPNは日本語サポートが不十分
- 通信速度が安定していない
- 絶対に安全とは言えない
様々な機能を搭載したVPNは当然料金が高いです。
さらに、、海外の場合はユーロの影響を受けやすく、料金が安定しない時期もあります。
また、海外VPNのほうが種類は豊富ですが、ほとんどのVPNは日本語に対応していないので、使いこなすのは難しいですよね。
VPNは一般的なネット回線を利用するため、時間帯や国、地域によっては通信速度が落ちる場合があります。
また、端末の処理性能も関係しています。
そこで、VPN接続する時間帯や端末の性能もある程度考慮しておきましょう。
VPNはセキュリティ強化の方法として有効ですが、絶対に安全とはいかないので注意してください。
まとめ
VPNとは、一般的なインターネット回線を利用して作られる仮想のプライベートネットワークのことです。
VPNは、「Virtual Private Network」の略で、日本語に直訳すると仮想の専用線という意味があります。
GoogleStoreやAppleストアでVPNと検索すると凄い数の無料VPNアプリが出てきます。
仮想通貨の取引等、インターネットセキュリティを確保する為に利用している方も少なくありません。
ただし、VPNサービスを提供している業者は世界中でも数え切れません。
そこで今回に記事では、VPNの選び方を解説しました。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^